冬至・夏至・春分・秋分、子どもにしっかり教えたい季節の行事とは?
世界の中でも日本のように四季がはっきりした国は
そう多くはありません。
ましてや季節の変わり目ごとにイベントがあったり
食べるものが決まっていたりするのは日本くらい。
日本独自の文化も大切にしていきたいですよね。
そこで日本特有の季節の変わり目に関する行事を
ご紹介します。
「自然をたたえ生物を慈しむ日」
「一年で最も日が長い一日」
秋分の日
「祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」
「一年で最も日が短い一日」
春と秋については、前後を含め「お彼岸」と呼び
お墓参りをする家庭も多いです。
また、上記のすべての祝日は日付が決まっておらず、
翌年の祝日を決めているとのこと。
毎年計算して祝日を決めているなんて驚きですよね。
冬至にはかぼちゃ、夏至にはウナギ、春分と秋分の日には何を食べる?
と思う方も多いのでは?
一般的には、春分の日は「ぼたもち」
秋分の日は「おはぎ」を食べる習慣があります。
ご先祖様の墓参りをする為です。
お供え物に春はぼたもち
秋はおはぎをお供えし、それを頂くことから習慣になったようです。
ちなみに、ぼたもちとおはぎの違いってご存じですか?
あんこの種類が違うんです。
ぼたもちは「こしあん」
おはぎは「粒あん」
これは、春分に使う小豆は冬を越して皮が固いので
皮を取り除いたこしあんを使うんだそう。
秋分に使う小豆は春~夏にできたやわらかい小豆を使うので皮ごと頂く粒あんを使うんだそうですよ。
これ知ってる?冬至・夏至・春分・秋分の別名について調べてみた!
季節の呼び方についての起源は
二十四節気といい、中国から流れてきたものです。
上記四つの他に二十種類の季節の呼び名があります。
今回は日本でメジャーな4つの節気である
春分の日:春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)
春分の日となる前の呼び方です。
夏至:特になし
秋分の日:秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)
秋分の日となる前の呼び方です。
冬至:特になし
ご先祖様を大切にする日本ならではの名前が付いていたんですね。
まとめ
ご先祖様を敬う日という意味合いが強いです。
季節的な要素では、春分・秋分が日照時間が年間の真ん中に位置し
ぼたもち・おはぎですが、
冬至はかぼちゃのイメージが強いですね。
どれも日本の伝統的な季節行事なので
これからも大切にしていきたいですね♪